ポリコムジャパンは3月4日、Microsoft Lync専用ビデオ会議システム「Polycom CX5100 ユニファイド カンファレンスステーション」の日本市場向け提供を開始すると発表した。CX5100はオープン価格で、ポリコムの認定販売代理店を通じて販売する。
CX5100
CX5100はLync 2013に最適化したビデオ会議システムで、LyncクライアントがインストールされたパソコンのUSBポートに接続することで、品質の高い音声と360度のパノラマ映像によるビデオ会議を開始できるとする。360度のパノラマ映像で会議室全体を映し出し、参加者全員が積極的に参加できる会議を実現するという。
CX5100の主な特徴は下記の3つ。
会話の流れを追跡し、発言者に自動的に焦点を合わせ、HD品質(最大1080p/30fps:利用ソフトウェアがLync 2013の場合)で映し出すことで、質の高いコミュニケーションを実現できるという。また、360度のパノラマカメラにより会議室全体を映し出し、全ての参加者を会議に積極的に参加させることができる。
また、LyncクライアントがインストールされたパソコンのUSBポートに接続することで、360度パノラマ映像によるビデオ会議を開始できることも特徴という。Lyncを使って、会議の招待、コンテンツ共有ができるため、ユーザーは新しい操作方法を学ぶ必要がないとしている。
さらに、Polycom SoundStation IP 7000に基づいた音声技術により、Lyncの会議で優れた音質を実現できることも強調している。
なお、CX5100の対応OSはWindows 8/7/VISTA/XP SP3。対応UCソフトウェアはLync 2013(1080p映像の利用が可能)、Microsoft Lync 2010、Microsoft Office Live Meeting 2007(バージョン8.0.6362.128以上)、Microsoft Office Communicator 2007または2007 R2(アクティブスピーカー映像のみをサポート)としている。