NECは3月5日、ソフトウェア子会社7社を再編し、2014年4月1日付で新会社「NECソリューションイノベータ」を発足すると発表した。この再編は2013年11月に決定したソフトウェア開発体制の強化方針に基づくもの。代表取締役 執行役員社長には毛利隆重氏(現NECシステムテクノロジー代表取締役 執行役員社長)が就任する予定としている。
新会社はNECソフトが存続会社となり、NECシステムテクノロジー、北海道日本電気ソフトウェア、NECソフトウェア東北、北陸日本電気ソフトウェア、中部日本電気ソフトウェア、九州日本電気ソフトウェアを統合して発足する。
資本金は86億6800万円、従業員数は約1万2000人、NECが100%の資本を持つ。関連会社はNECソフト沖縄、VALWAY121ネット。
NECは、新会社を社会ソリューション事業を軸とした成長戦略の実現を担う中核ソフトウェア会社として位置付ける。従来は、各社に分散していたSE、技術、ノウハウなどの経営資源を集約し、成長領域への対応力を強化するほか、地域マーケットの開拓や効率的な事業基盤の構築を推進するとしている。