サイボウズの100%子会社でスタートアップ事業を専門とするサイボウズスタートアップスは3月11日、「安否確認サービス」のスマートフォン向け専用アプリの新版「安否確認サービス バージョン 5.0」の提供開始を発表した。
災害発生時にキャリアメールも遅延してしまう状況でも安否確認がしやすくなるという。無料で利用でき、対応OSはAndroidとiOS。Android版を先行リリースする。iOS版アプリは今後提供する予定。
総務省の調査によると、東日本大震災の発生時、キャリアメールが「毎回つながった」と答えたユーザーは12.5%だったが、一方で携帯端末を利用したネットは29.2%の人が利用できていたという。このことから、サイボウズスタートアップスでは、安否確認専用アプリはネットの標準技術で通知するため、ネットとほぼ同様の確実性を持つとしている。