4月9日のWindows XPサポート終了が迫り、デスクトップ端末の更新という膨大な作業に追われているIT管理者も少なくないだろう。デスクトップ管理の煩雑さから解放されるだけでなく、セキュリティ面やワークスタイル多様化などにも効果が期待され、BYODへの応用も考えられるなどVDIのニーズは高まってきている。
そんな中、Amazon WorkSpacesをほかのVDIの半分ほどの費用設定でリリースした。限られた開発者にのみ公開する限定プレビュー扱いで「爆発的な反応を得ていた」が、3月26日に公式リリースを果たした。
このほか、リージョンの増設も予定している。AWSは複数のデータセンターで高い耐障害性を持たせ、そのクラスタをリージョンとして設定している。現在は9つあるが、2014年の間にも新たに1つのリージョンを立ち上げる予定とのこと。
「さまざまな取り組みをする中で、AWSが最優先としている条件は2つ。1つはセキュリティで、すでに高く評価されていると認識しておりさらに向上を図る。もう1つはオペレーションだ。必要に応じてさらに投資を進め、さらなる改善を進める」(Selipsky氏)
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