円安エンジン復活で日本株に再び上昇機運

ZDNet Japan Staff 2014年04月03日 12時09分

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 楽天証券のチーフストラテジスト窪田真之氏が4月3日付けで公表した分析結果によると、為替市場で、再び円安(ドル高)が進み始め、今後、出遅れを取り戻す形で、4月は上昇基調が続くと予想される。窪田氏の見解は次のようなものだ。

(1)ドル/円レートと連動する日経平均

 まずは、以下のグラフAをご覧いただきたい。ドル/円為替レートと日経平均のチャートが見事なほどそっくりだ。日本経済を苦しめてきた円高の解消にしたがって、日本株が上昇してきたことがわかる。

ドル/円レートと日経平均(2013年1月~2014年3月)
上段がドル/円レート 下段が日経平均

 ほとんど同じように動いてきたのが、今年の1-3月は、円安の方が先に進んでいる。米景気が大雪による停滞を脱し、復調してきたことを為替レートが先に織り込んでいるのだと思われる。

 日経平均は4月の消費税増税の影響に対する懸念で、足元、出遅れ感が高まっている。増税後の景気の落ち込みが「想定線」ならば、4月の日経平均は出遅れを取り戻す形で上昇が続くと予想される。

(2) 為替市場で、さらに円安が進む余地が高まってきた

 日米景気の勢いが、1-3月と4-6月で逆になる。4月から、日本の景気が弱くなる一方、アメリカの景気は大雪の影響がなくなり、強さを取り戻す見込みだ。


1-3月は、ドル長期金利が上昇しなかったが、4-6月は、上昇の可能性が生じている。日米長期金利差が拡大すると、ドル高(円安)が進みやすくなる。

アメリカと日本の長期金利(10年国債利回り)推移

アメリカと日本の長期金利差(ドル金利-円金利)

ドル円為替レートの推移

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