ゲートウェイからエンドポイントまで--チェック・ポイント、中小企業に拡大 - (page 2)

大河原克行

2014-04-03 16:37


卯城大士氏
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ セキュリティ・エバンジェリスト 卯城大士氏
堀昭一氏
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ 代表取締役社長 堀昭一氏

 「1日20万件のマルウェアが発見され、1日1000件の新たな脅威が発見されている。ネットワーク環境、セキュリティ環境が変わる中で、従来の戦術的、事後対応型、応急処置的な対策ではなく、モジュール化され、迅速な対応で安全なセキュリティが必要になる。それを実現するのがSDPであり、将来的に脅威にも対応できるセキュリティアーキテクチャになる」(セキュリティ・エバンジェリストの卯城大士氏)

 SDPではポリシーの自動化や連携を図ることで、サードベンダーの連携を容易にするAPIも提供していくという。

 同日の会見では、当初予定になかった堀氏が駆けつけて挨拶。「社長就任3日目だが、すでにさまざまなことを発見している。どんなことを発見しているのかを別の機会に話したい」と語った。

 堀氏は九州大学大学院を修了後、ソニーに入社。ソニーの米国法人で情報機器事業部(IPD)のプロダクトマネージャー、アーサー・D・リトルでシニア・マネジメント・コンサルタント、アップルコンピュータ(現アップル)でマーケティング担当副社長を経て、同社の日本代表に就任した。

 その後、インフォミックスやアドビシステムズ、SAS Institute Japan、ノベルでそれぞれ代表取締役社長を歴任。2009年からソフォス代表取締役社長を務めていた。

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