セキュリティ事故の8割は人為的要因?
一般的に、情報漏えいなどセキュリティに関する事故の8割ほどは、人的要因によって引き起こされると言われる。そのうち8割は悪意がないといわれている。
サイバー攻撃の危険は日々取り沙汰され、こちらへの意識は高いものの、不注意ミスに関してはあまり危険性が恒常的に指摘されるようなことはない。しかし事故の件数で比較すれば、圧倒的に大きなリスクとなっているのが現状だ。
万一の際、企業をおそう被害は甚大である。だからこそ、誰もが起こしうる「うっかり」はシステムできちんとフォローしてあげることが肝要となる。事故が起こったあとで対策を検討するのはたやすい。しかし何も起きないとき、あらためて体制を点検しておく努力は必要だ。
そこで今回は、ありがちな単純ミスが引き起こすリスクを事前に認識し、その対策を可能にしたり、業務効率化につながるようなものを中心に、新着ホワイトペーパーをピックアップした。
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やってはいけない!メールでの社内情報共有--モバイル時代の社内コミュニケーションの要とは
実は情報共有の手段としては問題点が多い、メール。例えば安易にCcを利用していたことで、思わぬ情報漏洩を起こす可能性は誰にでもある。「とりあえず」とCcをつけるのが社内の習慣と化しているようなケースは要注意だ。
2014年03月10日
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「OCRは誤検知チェックが結局面倒…」を解消--データ入力業務を効率化の事例
OCRの読み取りデータを再チェックする作業は、決して生産的なものとはいえない。しかし誤検知を修正する作業はどうしても必要であり、それに伴うオペレータのコストは頭の痛い問題だ。認識率を限りなく100%に近づけるためには、どのような手法をとればいいのだろうか。
2014年03月03日
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「あっ、送付先間違えた!?」となる前に--FAX業務をシステム化により効率化した事例
誤送信や原紙の誤廃棄、月末のFAX送付業務で膨大な作業時間がかかるなど、FAX配信にまつわる悩みは多い。しかし商習慣上、FAXの使用は継続せざるを得ない場合、少なくともセキュリティ事故の回避だけは対策しておく必要がある。
2014年03月03日
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ミスの多い手作業をどう減らす?紙の帳票の仕分けを効率化するには
紙の帳票に関する作業は、重要書類にも関わらず、ミスが発生しやすい。その大きな理由が、手作業が必要となることだ。紙の帳票の仕分けで大量の作業時間がかかっている企業は、仕分け業務の効率化を考えるべきだ。
2014年03月03日
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【対談】平常時の取り組みから考える、後悔しないBCP
大規模災害などの発生にどう対処するかは重要な経営課題だが、実際に導入したり検討に着手した企業からは、「有事の際に計画どおりにアクションを実行できなかった」、「バックアップはあるけれど実際にリストアできるかは分からない」などといった声も聞かれるという。こうなってしまう背景は何なのか。BCP 策定の難しさはどこにあるのか?
2014年03月07日
本コンテンツは、シリーズでお送りしていきます。
各回とも、ビジネストレンドを反映した最新のホワイトペーパーを、テーマを設定したうえで解説付きで紹介します。ぜひお役立て下さい。