#6:DIYRockets
宇宙探査のコストをクラウドソーシングによって引き下げることを目的として2013年に設立された国際的な宇宙企業DIYRocketsは、Sunglassによるクラウドベースのデザインプラットフォームを用い、ロケットエンジンを3Dプリントで製造するための設計コンテストを開催した。そのルールは、設計のオープンソース化と、ビジネスケースの提示だけだった。2013年7月の結果発表で、最も優れたロケットエンジンを設計したTeam Stratodyneが5000ドルの賞金を獲得したことが明らかにされた。この設計に基づいたロケットエンジンは、世界最大の3DプリントマーケットプレイスであるShapewaysの支援を得て製造される予定になっている。
#7:Hasbro
Hasbroは最近、3Dプリンタを初めて商用化した3D Systemsと提携することで、子ども向けの玩具やゲームのための3Dプリンタを2014年中に開発、製品化すると発表した。Hasbroは3Dプリンタを売りにできそうな「My Little Pony」や「Playskool」「Sesame Street」など、子ども向けの人気シリーズを幅広く展開している。
Hasbroのプレジデント兼CEOであるBrian Goldner氏は、2月の同発表のプレスリリースで「われわれは、3Dプリントが子どもの遊び体験に素晴らしい新風を吹き込む無限の可能性を秘めていると信じており、この分野で業界をリードしている3D Systemsとの提携に興奮している」と述べている。
#8:The Hershey Company
また、3D Systemsはチョコレート用や他の可食製品用の3Dプリンタを開発するためにThe Hershey Companyと提携した。3D Systemsは、今回の提携によってテクノロジがどのようにして主流となり得るのかを示す優れた例になると述べているものの、いつチョコレートプリンタが利用可能になるのかについては言及していない。3D Systemsが同社のThe Sugar Labでアイシングやその他の砂糖菓子のプリントを実証してみせたように、食べ物を3Dプリントするということ自体は格別目新しいものではない。
The Hershey Companyはチョコレートを製造するための特殊な3Dプリンタを開発するために3D Systemsと提携した。
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