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テクニカル分析に表れている日経平均の気がかりな兆候

ZDNet Japan Staff

2014-04-10 11:50

 4月9日の日経平均は307円安の1万4299円と急落した。楽天証券のチーフストラテジスト窪田真之氏の分析によると、この乱暴な売り方は、海外ヘッジファンドの手口と考えられるとのことだ。3月で終わったと思っていた外国人売りが、まだ続いているのだろう。

 これで日経平均は、下値のメドと考えられる1万4180円に再び急接近した。窪田氏によると、この下値支持線は維持されると予想されるが、テクニカル分析では気になる兆候もあるとのことだ。

日経平均のテクニカル分析


(グラフA)日経平均週足(2013年1月~2014年4月9日まで)

 グラフAを見るとわかるとおり、下値支持線と上値抵抗線の間隔が狭くなってきているので、日経平均は引き続き荒い値動きとなりそうだ。

 日本の景気・企業業績の回復は続くと考えられるので、日経平均は下値支持線を大きくは下回ることなく反発し、いずれ上値抵抗線を上へ抜けていくと予想できる。

 ただし、景気や企業業績の予想を抜きにして、純粋にテクニカル分析だけでチャートを見ると、少し嫌な兆候もある。それは、以下の点からだ。

  • 上値抵抗線が下がってきているのに、下値支持線は切り上がっていない。これでは、「日経平均は一度支持線を下に抜ける可能性が出てきた」と言わざるを得ない
  • 上昇する時よりも、下落する時の方がスピードが速い。昨年10月以降の日経平均の上昇・下落のスピードを見ると、まず10月から8週間で上げた幅を1月から5週間で下げた。その後、3週で上げたものを1週で下げ、さらに2週で上げたものを1週で下げている。これだと、「日経平均1万4000円台では、買いの勢いより売りの勢いの方が強い」と言わざるを得ない

大型優良株から買い

 テクニカル面から相場の不透明感はなくならないが、窪田氏は「ここは買い場」の判断を継続するとのこと。相場は短期では需給や材料で動くが、最後は景気・企業業績によって方向性が決まると考えられるからだ。

 短期的には下値リスクが残るが、中期投資の観点からまずJT(証券コード2914)、ブリヂストン(5108)、クボタ(6326)、三菱電機(6503)、トヨタ自動車(同7203)、三井物産(8031)、三井住友FG(8316)、東京海上日動火災保険(8766)、三菱地所(8802)などの大型優良株から買い始めるのがいいと思われる。

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