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4月9日の日経平均は307円安の1万4299円と急落した。楽天証券のチーフストラテジスト窪田真之氏の分析によると、この乱暴な売り方は、海外ヘッジファンドの手口と考えられるとのことだ。3月で終わったと思っていた外国人売りが、まだ続いているのだろう。
これで日経平均は、下値のメドと考えられる1万4180円に再び急接近した。窪田氏によると、この下値支持線は維持されると予想されるが、テクニカル分析では気になる兆候もあるとのことだ。
グラフAを見るとわかるとおり、下値支持線と上値抵抗線の間隔が狭くなってきているので、日経平均は引き続き荒い値動きとなりそうだ。
日本の景気・企業業績の回復は続くと考えられるので、日経平均は下値支持線を大きくは下回ることなく反発し、いずれ上値抵抗線を上へ抜けていくと予想できる。
ただし、景気や企業業績の予想を抜きにして、純粋にテクニカル分析だけでチャートを見ると、少し嫌な兆候もある。それは、以下の点からだ。
テクニカル面から相場の不透明感はなくならないが、窪田氏は「ここは買い場」の判断を継続するとのこと。相場は短期では需給や材料で動くが、最後は景気・企業業績によって方向性が決まると考えられるからだ。
短期的には下値リスクが残るが、中期投資の観点からまずJT(証券コード2914)、ブリヂストン(5108)、クボタ(6326)、三菱電機(6503)、トヨタ自動車(同7203)、三井物産(8031)、三井住友FG(8316)、東京海上日動火災保険(8766)、三菱地所(8802)などの大型優良株から買い始めるのがいいと思われる。
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