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秘密の研究所Google X--「途方もない構想」がなぜ生まれるのか - (page 3)

三国大洋

2014-04-18 07:30

 あるいは「この世界では、ほとんどのことがとても難しい。自分には朝起きるといったことさえ難しい時がある。けれども、取り組む課題の大きさに比例して困難さも増すとは限らない(2倍あるいは10倍大きな問題に取り組むからといって、困難さも2倍もしくは10倍になるとは限らない)」などとある。

 また「Project Loon」については、「あのアイデアがうまくいかないという技術的な理由を必死になって考えてみたが、結局そんなものは見つからなかったので、とりあえずやってみることにした」といった経緯があったらしい。

 何か新しいことを思いついた時に、先に「失敗する可能性あるいはその理由を考え尽くす」ことなど、それこそ「言うは易し、行うは難し」で、凡人にはなかなか真似できそうにないことと感じられるが、それでも何かの壁にぶち当たった時などには、そういう考え方もあることを思い出すといいかもしれない(少なくとも自信の源にはなるのではないか)。

 なお、一時噂が流れていたとされる「Space Elevator」(軌道エレベータ)については、必要とされるカーボンナノチューブのケーブルを作れるところがまだないということで、「いったん棚上げ」という格好になっているらしい。

 同様に、人や重い荷物を軽々と移動するための「ホーバーボード」――地面から浮遊し、乗り手が地面を蹴った勢いで前進する乗り物――の仕組みについても、アイデアの正しさを実証するためのモデルも実際に製作された。リニアモーターカーなどと違い、どの方向にも移動できるという。けれども、素材開発などの課題がすぐには解決できそうにないとやはり棚上げになっているとのことだ。(敬称略)

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