Windows Server 2003からAzureへの移行支援で協業--OBCと日本マイクロソフト

山田竜司 (編集部)

2014-04-21 14:28

 オービックビジネスコンサルタント(OBC)と日本マイクロソフトは4月21日、2015年7月にサポート終了する「Windows Server 2003」上で稼働している奉行シリーズをMicrosoftのクラウド基盤「Microsoft Azure」に移行する「奉行シリーズ + Azureプラットフォーム」のプログラムで協業すると発表した。

 両社は、奉行シリーズ + Azureプラットフォームの導入や運用を支援し、IaaS方式でサービスを利用する手法や、災害対策など管理や運用、技術検証、導入テンプレートを含む各種ドキュメントを整備する。

 また、両社はOBCの販売パートナーに対し、奉行シリーズ + Azureプラットフォームに移行するための、トレーニングやマーケティング活動を共同で実施する。

 税制改正などにより、投資効果の高いシステムのニーズが高まり、利用中のオフコンシステムやカスタムソフトからパッケージへのリプレイスを検討する企業が増加していると指摘。Windows Server 2003のサポート終了を控え、新システムの運用基盤として、クラウド活用を検討する企業が増えると予想している。

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