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鹿児島銀行、情報系システムで仮想デスクトップ基盤を実現

NO BUDGET

2014-04-23 17:23

 鹿児島銀行は、ワークスタイル変革や環境変化への迅速な対応を目的として、情報系システムで新たに仮想デスクトップ基盤を構築し、運用を開始した。既存アプリケーションの有効活用や端末故障時の対応効率化などを実現している。仮想デスクトップ基盤を提供したシトリックスがユーザー事例として発表した。

 鹿児島銀行では、セキュリティの強化を目的として、PC端末側にデータを残すことなくアプリケーションを利用できる「サーバ・ベースト・コンピューティング(SBC)」型のシンクライアントシステムを2007年12月に導入していた。原則として1人1台、総数2500台あまりの端末で利用していたという。しかし近年、環境の変化に対する迅速な対応や、顧客接点でのさらなる情報活用を目指すワークスタイル変革などのニーズが強まり、仮想デスクトップ基盤の導入が求められるようになってきた。

 そこで2012年4月より仮想デスクトップ基盤の検討を開始、2013年5月に「Citrix XenApp」の採用を決定した。デスクトップ仮想化製品として知られるXenAppは、多種多様な端末と多くのアプリケーションに対応しておりセキュリティが担保できること、また低帯域幅のネットワーク環境でも動画や音声が問題なく使える「Citrix HDXテクノロジ」などが、その選定のポイントになったとのこと。HDXテクノロジは、種子島、屋久島、奄美大島など離島の店舗でも動画や音声などを活用したいという鹿児島銀行ならではのニーズに合致するものとしている。


仮想デスクトップ基盤 システム概要図(シトリックス提供)

 XenAppおよび関連ソリューションは、Hyper-Vによる仮想サーバ上に導入されている。導入に際しては段階的な検証をしながら展開していく。まず、システム部内で検証した後に2013年11月より本部での運用を開始、2014年1月末から営業店への展開を開始、3月には155店(2014年3月末現在)の全営業店で、仮想デスクトップシステムが稼働している。

 導入の結果、端末の故障などで使えなくなった場合でも端末を交換すれば迅速に業務を再開できるようになり、運用効率が向上した。同時に、Windows Server 2008環境のIE8で動作するアプリケーションとWindows Server 2003環境のIE6で動作するアプリケーションを、1つのウェブ画面から利用できる仕組みも設けられた。古いバージョンのアプリケーションも改修することなく有効利用できるようになり、改修コストの削減につながると期待している。

 鹿児島銀行では、今回の仮想デスクトップ基盤を活用し、今後さらなるワークスタイル変革を進めていく考えだという。エンドユーザーである行員からは、「今後はタブレットを使ってお客様へより良いサービスを提供したい」といった声が上がっているとのことだ。

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