Oracleは今週、製品のアップグレード、発表、ウェブ配信を3日連続で実施するという、忙しい1週間になった。
直近の取り組みは、Oracleの「Oracle Marketing Cloud」ビジョンを軸としたものだ。
Oracleの社長Mark Hurd氏が米国時間4月30日午後に発表したこの新たなプラットフォームは、この数年間に同社が買収した主要なソーシャルメディアを統合することが前提となっている。
このグループを構成するのは、BlueKai、Compendium、Eloqua、Responsysだ。
この動きは、Oracleの最新のクラウド戦略コンポーネント「Customer 2 Cloud」へとつながっている。Customer 2 Cloudは、Oracleの顧客がオンプレミスのアプリケーションから「Oracle Cloud」アプリケーションへと切り替えられるようにするためのプログラムだ。
Oracleは、Customer 2 Cloudについて、「Oracle HCM」や「Oracle CRM」の顧客が、オンプレミスのソフトウェア環境からSaaSモデルへ移行する際に直面してきた共通の財務的、技術的課題に対処するはずだとしている。
また29日には、Oracleは3年ぶりにUnix系OS「Solaris」の最新版の提供を開始した。これは、Oracleが独自に設計したシステムや「Exadata」のほかに、「OpenStack」が収めた実績を大いに活用した製品だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。