Rのデータの扱い方
Rでデータを扱う際に、気を付けておくべき点は4点あります。それは
1 変数、2 配列、3 行列、4 データフレーム
です。変数
変数とは値を入れる入れ物のようなイメージです。下記の例におけるxが変数です。

これでxには10という値が定義されました。
配列
配列は複数の値をまとめて保持しておくものです。下記のarrayが配列の例です。配列自体に四則演算を行うと、それに則った結果を返してくれます。

行列
行列は配列の拡張で、配列の次元数を増やした値の持ち方です。イメージしにくい方はExcelのようなデータの持ち方をイメージしてください。下記のmatrixが行列の例です。

上記は2行3列の行列データの事例です。
データフレーム
データフレームは複数の型のデータを持つことができます。下記のような身長、体重、性別のそれぞれのデータを1つにまとめたい場合、data.frame関数を使うことで、1つの変数にデータを持たせることができます。

基本的なデータの持ち方は以上を押さえておくとよいでしょう。