IT系就活生が会社を賢く選ぶための7つのポイント - (page 2)

Erin Carson (TechRepublic) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2014-05-08 07:30

3.成長のチャンス

 Indatusの最高技術責任者(CTO)であるBrian Webb氏は、ITのような変化の早い業界について、「もし私が大学卒業を控えた学生に話す機会があれば、『就職先を探しているのなら、その企業から何を学べるかを考えるべきだ』と話すだろう」と述べている。メンターは付いてくれるか?スキルを伸ばすチャンスはあるか?もしその企業にレベルの高い人材がいるのであれば、自分のスキルを伸ばし、競争力を維持するためには有益だろう。

4.社員特典、手当、文化

 これは、他の業種にも当てはまることだ。Brosseau氏は、個人的に重視していることを考慮すべきだとアドバイスしている。給料について把握するのはいいことだが、その会社で働くことで得られる給料以外の対価を知ることが大切だという。毎日スーツを着ることに抵抗はないのか?例えばLi氏は、Spoleoの若々しい文化に感化されて決断したという。同氏はまた、これは単に「クールな職場」ということよりも広い意味があると考えている。「基本的に、大事なのはその会社の文化だ。それがその会社のルールや製品を決める」と同氏は言う。給料を受け取るだけでなく、毎朝自分が行きたいと思えるような職場を見つけるべきだろう。

5.給料

 Brosseau氏は、求職者が自分の価値を理解することについて述べている。同氏は、現在の市場は比較的透明で、これらの仕事の標準的な給料は高くなってきており、地域性が減ってきていると話す。「給料は、どの会社に入るかを決める際には重要だ」と同氏は言う。しかし同時に、得られる給料を最大化することだけを追い求めるべきではない。「(求職者が)理解していないのは、得られる給料や恩恵が大きいほど、会社の期待も、会社に対する責任も大きくなるということだ」とPritts氏は言う。給料が多いということは、それだけ成果に対する圧力も大きくなることを意味するということを忘れてはならない。

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