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日本株急落、ここは買い場と判断

ZDNet Japan Staff

2014-05-08 13:41

 7日の日経平均は424円安の1万4033円と急落した。楽天証券経済研究所のチーフ・ストラテジスト、窪田真之氏の分析によると外国人投資家のTOPIX先物売りが急落につながった模様だという。5月8日は、午後1時18分現在、152.71円(1.09%)高の1万4186.16円。

 4月の米雇用統計が良好だったにもかかわらずNYダウが下がり、世界的にリスクオフムードが広がる中で、外国人がまず日本株を売り叩く、いつものパターンが繰り返された。

 窪田氏によると、ここは日本株買い増しの好機と考えられるとのことで、まだ下値不安は消えないとのことだ。それでも冷静に、下がって割安になったところでコツコツと買っていって報われると予想される。

NYダウが少し下がると日経平均が大きく下がるパターンが継続

 海外で何か問題が起こると、なぜ外国人投資家は日本株を売り叩くのだろうか。その理由は、日本株の変動性が大きいので、海外ヘッジファンドは日本株をリスク調整材料に使っている節があるからだ。NYダウに変調があれば、NYダウより先に日経平均先物を売るわけだ。

 ただし、日本株が売られる日本独自の要因もある。

  1. 4月以降、消費税増税の影響で日本の景気モメンタムが低下していること
  2. 決算発表で日本企業が新年度(2015年3月期)業績予想を低く低く出してきていることだ。

日本の景気・企業業績回復は続くと予想


<参考>大企業製造業DI:4月1日発表の日銀短観より抜粋

 4月の国内景気が、想定ほど悪化していないことがわかる。6月の日銀短観では、大企業製造業DIが4月1日に発表された先行き判断(6月)のプラス8よりも良化することが見込まれる。

 そうなると、低め低めに出されている2015年3月期の業績予想も、いずれ上方修正になってくるはずだ。窪田氏によると、9月の中間決算が出るあたりで、日本企業の今期業績予想は上方修正ラッシュになると予想しているとのことだ。

短期的な下値不安は続く

 株は、短期は需給で、長期は景気や企業業績で動く。日本株は、長期的には買い場と判断しているが、短期的には外国人の強引な売りが終わら ない限り、下値リスクが残る。

 当面は、下がったら買いを増やし、リバウンドしたら買いを控えるスタンスで臨むべきと考えられる。日経平均1万4000円前後は、積極的に買っていくべきと判断できる。

 過去記事は、キーワード「日本株展望」から読めます。

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