今週の日本株見通しと、これまでの決算発表まとめ

ZDNet Japan Staff 2014年05月12日 11時03分

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 先週の日経平均は、1週間で293円下がり、1万4163円となった。楽天証券経済研究所のチーフストラテジスト、窪田真之氏の分析によると、5月7日(水)に外国人投資家と考えられるTOPIX先物の大口売りで424円安の1万4033円まで下がったが、8日(木)・9日(金)は小反発し、辛うじて1万4000円~1万4500円のボックス圏内にとどまっているとのことだ。

今週も膠着相場が続く見込み

 日経平均は、上値抵抗線が下がってくる中で、辛うじて下値支持線(1万4000円)を維持している状態だ。

日経平均の年初来の動き


 ただし、ここから、日本株を売り込む理由は、少なくなっている。

(1) 米国株も膠着してきている

 先週7日の日経平均急落は、6日のニューヨーク市場でナスダック指数(アメリカの新興株市場:ハイテク株やIT株の構成比が高い)やNYダウが下がり、円高が進んだことをきっかけとした売りだった。ただし、その後、米国株は反発し、為替も1ドル101円台後半で落ち着いた動きとなっている。日本株だけ売り込む理由は乏しくなってきている。

NYダウは最高値圏で堅調


ナスダック指数が下げ止まったかは不明


(2) 4月からの国内景気悪化は想定内、あるいは、想定以下

消費税引き上げの影響が薄れる7月以降に、景気は再び好調に戻ると予想されている。

(3) 42015年3月期の業績予想(会社発表)が保守的(低め)であることは、だんだんマーケットに理解されてきた。

5月9日までに決算発表した主要67社の今期経常利益予想集計


 (注)市場予想は、会社予想発表直前のIFISコンセンサス予想中間決算が発表される10月頃、業績予想を上方修正する企業が増えると予想されている。

(4) 日本株への外国人売りは、徐々に減少

外国人投資家による日本株売買動向
(2014年1月~5月2日まで)


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