
※クリックすると拡大画像が見られます
日本企業は、以前から生産性に課題を抱えていると言われており、まだ解消されていないと言われる。 不本意ながら、欧州や米国企業と比べ仕事の効率が良くないと言われてしまうこともある。OECD加盟34カ国の労働生産性を比較した2013年の調査によれば、上位3位はルクセンブルク、ノルウェー、米国。日本は21位に甘んじている。
だが、これはヒントでもある。右の図は一時間あたりの労働生産性をドル換算で算出したものだが、言うならば日本企業はビジネスのエンジンの回転数をまだまだ上げられる余地を残している状態なのだ。では非効率の要因は何で、改善のカギはどこにあるのか。
そこで、ZDNet Japanを運営する朝日インタラクティブは、実現手法として「情報共有の効率化」に着目し、セミナーを開催する。いま最新のICT技術を活用したさまざまな情報共有、コラボレーション、コミュニケーションのツールが登場しており、これらを有効に活用していく方法論や、企業の実例、具体的なソリューションを紹介する。参加は無料。開催日時は5月27日の13時(12時30分開場)から、場所は東京・千代田区のベルサール神保町 アネックスだ。
基調講演を担当するのは、デロイトトーマツコンサルティングのシニアマネジャー、水上晃氏。「ICTの進化を自社に最適な形で活かすために!ソリューションありきではない次世代ワークスタイル検討のアプローチ」と題し、業務を効率化し、ワークスタイルの改革までも展望した情報を提供する。
特別講演は社内SNSの活用事例だ。「はたらくを楽しむ」の実現に取り組む、インテリジェンスビジネスソリューションズの執行役員である坪井眞剛氏が登壇。同社の情報共有の仕掛け、コミュニケーション施策の具体例を紹介し、情報共有やコミュニケーションの活性化による組織変革の要所を明かす。
モバイルやソーシャルメディア、クラウドの登場などで、情報共有の仕組みを考える上での環境がここ数年で大きく変わってきている。最新の状況や事例などを把握するためにも、ぜひ足を運んでもらいたいセミナーだ。