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仮想環境向けバックアップツールで共有ストレージ破損時の停止時間を最小化

山田竜司 (編集部)

2014-05-16 07:30

  電力中央研究所の情報処理機関の電力計算センターは社内システムが稼働する仮想環境のバックアップ向け製品を刷新した。アクロニスは5月12日に発表した。

 電力計算センターは、2007年からActive Directory、グループウェア、ウェブ、DNSサーバなど、社員や協力会社メンバー約150人向けのサービスが稼働する社内システムの仮想化に着手した。

 仮想基盤としてVMware を採用。ハイパーバイザ「VMware ESX3.5」サーバが2台、運用管理ツール群「VMware vCenter」を 含み、物理と仮想のホストを合わせて十数台で社内システムを構成した。共有ストレージが「VMware vSphere 4」以降に対応していなかったため、共有ストレージの入れ替えとともにシステムの刷新を検討。同時に物理環境で運用していたころからのバックアップソフトを見直し、仮想環境向けバックアップ/リカバリツール「Acronis vmProtect」の導入を決定した。Vm Protectを導入した理由として、「仮想化に特化している」「圧縮率が高い」「バックアップデータの整合性を保証している」「バックアップ時間が早い」に加え、価格やインターフェースを挙げた。

 電力計算センターでは、vmProtect導入後に、仮想ストレージの破損によりデータが壊れ、サービスを停止した。その際、13台の仮想マシンはすべてAcronis vmProtect復旧したがで、破損した仮想ストレージのメンテナンスが必要だった。サービスを停止せずにメンテナンスする方法を検討した結果、vmProtectのレプリケーション機能を使い、代替機のストレージにデータを転送して一時的にサービスを動かし、その間に仮想ストレージをメンテナンスしたという。

 メンテナンス終了後の代替機と仮想ストレージ間に発生したデータの差異もvmProtectのレプリケーション機能のフェールバックにより、直接ESXサーバにデータが複製されるため、短時間で仮想ストレージにデータを戻すことができるとした。13台すべての仮想マシンのリストアに成功し、さらにバックアップやリストアすることなく、従来の半分の時間でシステムを復旧させたという。


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