Hewlett-Packard(HP)のAutonomy部門は米国時間5月14日、適応型データバックアップおよびリカバリの新製品を発表した。これらの製品は、データセンターがかつてないほど大量のデータの処理を迫られるなかで、データセンターを保護することを目的としたものだ。
「HP Backup Navigator」は、企業が自社のバックアップ環境の運用を進めていくための予測分析アプリケーションとされており、HPはBackup Navigatorについて、詳細な業務分析に基づいた初めてのデータ保護ツールだとしている。
HPは「Data Protector 9.0」の機能強化も発表した。同社によると、新しい「SmartCache」機能によって、「VMware vSphere」の仮想ディスクのリカバリに対応するという。
こうしたバックアップ製品の強化を締めくくるのが、「Microsoft System Center Operations Manager」をプラグインでサポートする「HP Data Protector Management Pack」だ。HPは、この2つの製品を組み合わせて使うことで、HP Data Protector環境全体の健全性やパフォーマンスを一元的に監視してレポートすることが可能になるとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。