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今週の明言

日本ユニシス社長が語るクラウドサービスの勝負どころ

松岡功

2014-05-16 11:16

 本連載「松岡功の『今週の明言』」では毎週、ICT業界のキーパーソンたちが記者会見やイベントなどで明言した言葉をいくつか取り上げ、その意味や背景などを解説している。

 今回は、日本ユニシスの黒川茂 代表取締役社長と、NECの鈴木浩 第二官公ソリューション事業部 事業部長の発言を紹介する。


「これからはクラウドフェデレーションサービスが求められるようになる」
(日本ユニシス 黒川茂 代表取締役社長)


日本ユニシス 代表取締役社長 黒川茂氏

 日本ユニシスが先ごろ、2013年度(2014年3月期)連結決算について記者説明会を開いた。黒川氏の冒頭の発言は、その会見の中で、クラウドサービスにおける注目分野について語ったものである。

 2013年度連結決算については、売上高が前年度比5.0%増の2826億円、営業利益が同15.2%増の95億円、経常利益が同18.1%増の98億円、純利益が約5倍の63億円と増収増益を記録。企業のIT投資の回復に伴って、アウトソーシングをはじめとしたサービス事業が好調に推移したことが好業績につながったという。

 2014年度(2015年3月期)の連結業績についても、売上高で前年度比0.8%増の2850億円、営業利益で同25.3%増の120億円、経常利益で同15.0%増の113億円、純利益で同18.9%増の75億円と、引き続き増収増益を見込んでいる。

 同社では2012年度から中期経営計画に取り組んでおり、2014年度がその最終年度となる。同計画では、システムインテグレーション(SI)や運用、保守サービスといったコアビジネスの拡大によって収益基盤の安定化を図るとともに、顧客との共創/BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)ビジネスモデルの確立や社会基盤ビジネスへの進出によって持続的な成長軌道を形成していくという方針を打ち出してきたが、2014年度はそうした取り組みの仕上げに向かっていく構えだ。

 同社はクラウド事業にも早くから着手している。そこで、会見の質疑応答で同事業の現状および今後の注力ポイントについて聞いてみたところ、黒川氏は次のように答えた。

 「クラウド事業については7年ほど前から積極的に取り組んできており、今も着実に伸びている。2013年11月に(資本関係のある)大日本印刷が千葉県柏市に建設したデータセンターにも当社がクラウド基盤を提供しており、今後は他のデータセンターと連携した形のディザスタリカバリサービスなども積極的に提案していきたい。さらにパブリッククラウドやプライベートクラウドを合わせて複数のクラウドサービス利用を支援するクラウドフェデレーションサービスに対するニーズが高まると見ており、当社はこの分野でアドバンテージをとっていきたいと考えている」

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