今週の日本株見通し、下値リスクが高まる

ZDNet Japan Staff 2014年05月19日 10時57分

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 先週の日経平均は、1週間で67円下がり、1万4096円となった。楽天証券経済研究所のチーフストラテジスト、窪田真之氏の分析によると、先週前半(13日火曜日)には、割安と見た国内投資家の押し目買いで1万4425円まで上昇したが、週後半にはNYダウの調整を嫌気して、再び1万4000円近辺まで売り込まれたという。

テクニカル分析では万4000円割れの可能性が出ている

 日経平均は、今年の1月以降、上値抵抗線が下がってくる中で、下値支持線はまったく上昇していない。上値抵抗線と下値支持線の間隔が狭くなってきているので、もう一度、1万4000円割れを試す可能性が出ている。

日経平均の年初来の動き


 目先、心配される弱材料は、以下の通りだ。

(1)米長期金利低下で、短期的に、円高が進みやすいこと

 米景気好調にもかかわらず米国の長期金利が下がってきたため、短期的にはドル安(円高)が進みやすくなっている。

米国の10年国債利回り推移


(2)3月期決算企業の新年度業績予想が低いこと

 ほぼ決算発表が出そろった。全産業ベース(金融含む)の2015年3月期の経常利益が微減益となる予想だ。

日経平均1万4000円前後は買い場との判断を継続

 1万4000円を割る可能性はあるものの、1万4000円を大きく割れて下がっていくとは考えられない。

 窪田氏は、現在の割安な水準で、日本株を積極的に買い増しすべきと考えているという。

 理由は以下の通りだ。

  1. 2014年は国内景気の回復が続くと予想
  2. 2015年3月期の全産業ベース経常利益は10~15%の増益を予想
  3. 日本株が割安であること(日経平均の予想PERは14倍)

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