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ついにロシアにも抜かれた日本株、年後半の上昇エネルギー蓄積中

ZDNet Japan Staff

2014-05-23 11:53

 22日の日経平均は295円高の1万4337円。久しぶりに大きく上昇したが、これでも日本株の年初来のパフォーマンスは主要国の中で最低だ。

 楽天証券経済研究所のチーフストラテジスト、窪田真之氏によると、今年も日本の景気・企業業績の回復は続くと予想されるとのことだ。今は、年後半に向けて日本株の上昇エネルギーが蓄積している段階と考えられるという。

今年の日本株は主要国の中で最低のパフォーマンス

日経平均週足、2013年1月~2014年5月20日


 日経平均は、かろうじて下値支持線の1万4000円を維持している状態だ。昨年、あれほど熱狂して日本株を買った外国人投資家が、今年は日本株を売り越していることが、日本株がさえない理由だ。情けないことに日本株を動かしているのは、日本人ではなく外国人だ。外国人は、買う時は上値を追って買い、売る時は下値を叩いて売る傾向がある。外国人が日本株を再び買いたいと思うようにならない限り、日本株の上昇は見込めない。

年初来の主要国パフォーマンス比較


(注)2013年12月30日を100として指数化 楽天証券経済研究所が作成
ドイツ:DAX、米国:NYダウ、中国:上海総合、日本:日経平均、ロシア:RTS、インド:SENSEX、インドネシア:ジャカルタ総合、ブラジル:ボベスパ、南ア:FTSE/JSE40、トルコ:BIST100

 新興国が好調で、ドイツ、米国、中国が続く。日本はついにロシアにも抜かれて、主要国で最低のパフォーマンスとなった。

外国人投資家から見た魅力の低下

 アベノミクスへの期待低下と、低すぎる2015年3月期の業績予想が、外国人からみた魅力低下につながっている。

3月期決算企業の今期経常利益 会社予想と市場予想比較(主要114社)


(出所:会社予想は各社決算短信、市場予想は決算発表直前のIFISコンセンサス予想)

年後半にかけて企業業績の拡大続くと予想

 窪田氏は、消費税引き上げの影響で、4~6月の日本の景気は一時的に低下するが、7月以降に再び力強さを取り戻すと予想しているとのこと。企業業績については、中間決算が発表される10月ごろに、業績予想の上方修正ラッシュになると考えられる。2015年3月期は、最終的に10~15%の増益が予想されるとのことだ。

 過去記事は、キーワード「日本株展望」から読めます。

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