Microsoftは「Visual Studio 2013 Update 2」の最終バージョンをリリースしたわずか2週間後、「Visual Studio 2013 Update 3」の最初のパブリックプレビューをダウンロード公開した。
このプレビューには「IntelliTrace」や「CodeLens」といった、デバッグやテストを支援するためのツールに対する改善が含まれている。またUpdate 3では、「.Net Native」(Project N)によってビルドされたx86アプリケーションのデバッグが可能になる。
同プレビューには「Windows PowerShell」や、システム構成データの配備や管理をする「Windows PowerShell Desired State Configuration」(DSC)といった機能への対応も含まれている。なお、DSCは社内のインフラや、「Microsoft Azure」仮想マシンをベースにしたクラウドインフラの構成や管理を容易にするとMicrosoftがうたっている機能だ。
Microsoftは「サポート技術情報」(Microsoft Knowledge Base)において、Update 3の最初のプレビューに搭載されている全機能の一覧を公開している。
Visual Studioの開発チームはここ数年にわたって、不具合の修正や新機能の搭載を目的として、ほぼ四半期に1度に近い迅速なペースでアップデートを公開してきている。ただ同チームは、MicrosoftがUpdate 3の最終バージョンをいつ公開するのかについて明らかにしていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。