編集部からのお知らせ
ZDNet Japanが新しくなりました!
New! 懸念高まる産業機器のセキュリティ

タイで軍事クーデター、日本企業への影響は? - (page 2)

ZDNet Japan Staff

2014-05-27 10:54

<参考>軍事クーデターを繰り返すタイ

 今回、首都バンコクでタクシン派と反タクシン派の衝突が続き、解決の糸口が見えないまま、再び軍部の介入を招くことになった。タイは1932年に王国から立憲君主制に移行して以降、軍部によるクーデターはこれで実に19回目だ。

 民主主義導入の優等生と見られていたが実態が伴っていなかった。

 2006年と今回、2度の軍事クーデターで失脚したタクシン政権は、地方の低所得層と農民層を支持基盤としている。それに対して、反タクシン派は、都市中間層と富裕層が支持基盤だ。選挙では、人口構成比の高い低所得層の支持を受けるタクシン派が強い。ところが、あまりに露骨な低所得層への利益誘導と、ポピュリズム政策が、都市中間層や既存の権力層とつながる反タクシン派の反発を招いた経緯がある。国軍や憲法裁判所も反タクシン派とつながっているという見方が強くある。

 2006年にクーデターを実行したタイ国軍は新憲法制定と選挙を経て、1年余りで権力を手放した。今回も、軍は早期に選挙を実施して民政復帰を目指す方針を宣言している。言葉通り、早期の混乱収拾が図られるか注目される。タイの経済発展にともない貧富の差は拡大しており、政治的な混乱は長期化するとの見方もある。

 過去記事は、キーワード「日本株展望」から読めます。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

Special PR

特集

CIO

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]