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日本株に強気の判断継続

ZDNet Japan Staff

2014-06-06 12:13

 5日の日経平均は11円高の1万5079円。楽天証券経済研究所のチーフストラテジスト窪田真之氏によると、日本株は、新たな上昇トレンドに入りつつあると考えられるとのことだ。

欧米の金利低下が、世界の株式を上昇させる要因に

 5日、ECB(欧州中央銀行)が利下げに踏み切った。事前の市場予想通りですが、これを好感して5日の欧米株式は堅調に推移している。

 欧米の金利低下が、世界の株式をジリジリと上昇させる展開が続いている。アメリカもヨーロッパも、景気が徐々に持ち直しているが、けっして景気が強いといえる状態ではない。そのおかげで、米国とヨーロッパの金利は低いままだ。これは、株式が上昇するための理想的な環境だ。

 景気・金利・株式には、一般的に以下の関係がある。


 上記の株価循環パターンは、過去の景気循環で何度も繰り返されてきたことだ。

 この表にあてはめて考えると、現在の欧米景気は、(1)の景気回復初期にあると考えられる。市場関係者は、ここから景気が過熱して(2)の景気回復末期に入って金利が上昇することを心配していた。金利上昇が、株価上昇を終わらせることが多いからだ。

 ところが、最近は、アメリカもヨーロッパも、「景気は回復しているものの、けっして強くはない」と言われている。金利は、アメリカで大方の予想に反して低下し、ヨーロッパでも低下が続いている。

 米国やヨーロッパ経済は成熟しており、おおむね過去のような高成長は望めなくなっています。インフレ率は1%台まで低下して落ち着いています。今、起こっていることだけを見ると、欧米の経済状態が(1)景気回復初期に長くとどまる気配だ。この状態は株式市場にとってプラスだ。

 今の欧米株式は、PER(株価収益率)でみて、割高ではない。今は、世界の株式に素直に強気でいい局面と考えている。日本株も、この流れの中で、上昇が続くと考えている。

今日の日経平均は大引けにかけて伸び悩みか反落と予想

 中長期で上昇が続くとみる日本株だが、今日は、反落する可能性もある。

 今晩のNYで重大イベント(5月の雇用統計発表)を控えているからだ。日経平均は過去11営業日で10日上昇している。連騰が続いているので、いったん利益確定する動きが出るかもしれない。

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