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記事集:クラウドのネットワーク監視

4Kテレビに大きな期待はできない

ZDNet Japan Staff

2014-06-12 12:16

 消費税引き上げ後、家電量販店の売上が懸念していたほど大きく落ち込まずにすんでいるのには、4Kテレビの販売好調も寄与している。4Kテレビは、民生電機業界の救世主になるのだろうか。楽天証券経済研究所のチーフストラテジスト窪田真之氏の分析は以下の通りだ。

4K画像は、大画面で見ると確かにすばらしい

 4Kテレビとは、画素数が従来のフルハイビジョンの4倍の高精細画像が見られるテレビのことだ。そこまで高精細になると、実物を見るのに近い感覚が得られる。理想的には50インチ以上の大きな画面で見た方が、より迫力を感じることができる。

 4K画像でサッカーの試合を見たとき、観客席のひとりひとりまで見える。もし、群衆の中に友人が1人写っていても、従来のテレビでは見つけるのが難しかっただろうが、4K画像ならば、注意してみれば見つけることも可能だろう。

 ただし、今、4Kテレビを買っても、すぐに4K画像が見られるわけではない。今すぐに見られるのは、地上波デジタル放送の映像を、テレビ内の処理で4Kに近い解像度にしたものだけだ。それでも、将来4K放送が始まるときに備えて、価格は高くても4Kテレビを買っていく人もたくさんいる。

6月2日から待望の4K試験放送が開始

 放送局や通信会社、家電メーカーなどが加盟する次世代放送推進フォーラムが放送局となり、スカパーJSATの衛星放送波を使って4K試験放送が始まった。

 とは言っても、一般家庭で視聴することは、まだできない。

 一般家庭で視聴するには、4K対応テレビに加え、4K放送を受信する専用チューナーが必要だ。ところが、4K対応チューナーがまだ発売されていない。ソニーが秋に発売を予定しているが、それより早く視聴するには、6月25日にシャープが発売予定のチューナー内蔵レコーダーを使うしかない。

 4K放送の画像をすぐ見ようと思ったら、試験放送を流している一部家電量販店の店頭や、街頭テレビに行くしかない。政府は、試験放送で多くの人に4Kの良さを実感してもらったうえで、2016年のリオデジャネイロ五輪前までに本放送をスタートさせたいという考えだ。

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