IIJ、クラウド型のDWH向けDB提供サービスを発表--チューニングなしで利用可能

山田竜司 (編集部)

2014-06-17 17:46

 インターネットイニシアティブ(IIJ)は、データベースシステムをクラウド形式で提供する「IIJ GIO コンポーネントサービス データベースアドオン」のラインアップに、データウェアハウス(DWH)向けのデータベース製品「Pivotal Greenplum DB」「InfiniDB」を追加し、7月1日より提供を開始する。

 月額料金はPivotal Greenplum DBの場合2ノードで56万2000円から、初期費用は56万2000円。InfiniDBは1ノード9万8000円から、初期費用かからない設定も可能。

 DWHサービスはアセットなし、チューニングなしで高速なDWHを利用可能であり、DWHサーバ、ソフトウェアライセンス、サーバの監視、運用を、まとめて月額制で提供する点が特長。顧客は、パラメータ設定などのチューニング作業や運用管理の手間をかけずに、DWHを利用できるとアピールした。クラウドサービスのためIT資産を持たずにはじめることができ、柔軟に拡張できるとしている。

 ニーズに合わせて最少1台構成(1ノード)から利用できる、低価格なInfiniDBと、従来からのビジネスインテリジェンスやデータ集約用途に適したPivotal Greenplum DBを用意した。

 物理的に独立したサーバ、ストレージ環境により展開するため、他のユーザーの影響をうけることがなく、セキュリティレベルを維持できるという。


サービス利用イメージ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]