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長期国債には投資したくないGPIF改革の視点

ZDNet Japan Staff

2014-06-19 11:02

 日銀が18日発表した資金循環統計(速報)によると、日銀が保有する国債残高は3月末時点で201兆円と過去最高になった。保有残高で保険会社を抜いて、日銀が最大の国債保有主体になっている。

インフレをカバーできない低い利回り

 日本の長期金利(新発10年国債利回り)は、18日時点で0.595%。一方、日本のコアCPI(消費者物価指数)の前年比上昇率は、4月時点で3.2%だ。4月のCPI上昇には 消費税引き上げの影響1.7%が含まれているので、増税影響を除いた実質的な物価上昇率は1.5%(3.2%-1.7%)だ。

 物価が1.5%上がるときに、利回りが0.6%しかない長期国債に投資していたのでは資産価値は目減りしてしまう。インフレ控除後の実質リターンは、マイナス0.9%(0.6%-1.5%)だ。仮にインフレ率が10年間1.5%に留まると、10年間で投資資金は実質9%(-0.9%×10年間)も目減りしてしまう。

(参考)日本の長期金利とコアCPI上昇率推移(2003年7月~2014年4月)


実質金利 (長期金利-コアCPI上昇率)


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