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増える電子ゴミはどこへ行く--知っておくべき10の深刻な事実 - (page 4)

Lyndsey Gilpin (TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2014-06-27 07:30

#9:電子機器廃棄物の墓場--中国広東省貴嶼(グイユ)

 中国は電子機器廃棄物の産出量という点では米国に次いで2位であるが、米国によって廃棄されるほとんどの電子機器廃棄物が行き着く国ともなっている。そして、製造業が集中している広東省のとある村は長年、電子機器廃棄物の集積地となっている。その村の道路はプラスチックや電線、その他の電子機器廃棄物で覆われている。ある調査によると、回路基板の焼却や、鉄や銅を回収するために使用される塩酸による汚染が報告されている。また作業員や住民、来訪者、周辺地域も汚染の危機にさらされている。さらに別の調査結果では、貴嶼の住民は血液中の鉛含有量が高いとも報告されている。

#10:デジタル時代であるにもかかわらず、乏しい情報量

 連邦法がないため、そして州法は明らかに最優先事項ではないため、廃棄される電子機器の数が増えたとしても、またわれわれの使用する機器の買い換え間隔が短くなったとしても、電子機器廃棄物がどのように取り扱われているのかを正しく理解するのは難しいだろう。また、中小企業によってはリサイクルしていると言いながら、実際には海外に売却しているケースも結構あるため、どれだけの電子機器廃棄物が存在しているのかを知るのも簡単ではない。EPAのウェブサイトですら「輸出された電子機器廃棄物の量についての信頼性あるデータは利用可能になっていない」と書いている。

 しかし、EPAのこの情報により、電子機器廃棄物をリサイクルすることの重要性が浮き彫りになってくる。もしも100万台のノートPCをリサイクルすれば、米国の3657世帯が1年間で使用する電力に等しいエネルギーを節約でき、1トンの回路基板上には鉱山から採掘された同じ重さの鉱石よりも40〜800倍の金が、そして30〜40倍の銅が含まれているのだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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