米国各社の最高情報責任者(CIO)は、2014年下半期の自社の業績と雇用計画を楽観視している。ただし、ネットワーク管理者とデータベースプロフェッショナルを見つけるのは困難だ。
Robert Half Technologyの調査によると、米国CIOは2014年下半期にチームの規模拡大を計画しており、14%のCIOが新たに人員を採用すると回答し、76%が空きのあるITポストの補充だけを行うと答えたという。
また、雇用計画の保留や人員削減を予定しているCIOの割合は、6カ月前よりも少なくなった。Robert HalfはIT分野の人材紹介会社であり、同社の調査結果は2400人以上のCIOを対象としたインタビューに基づいている。
雇用予測と需要のあるスキルは以下のとおりだ(端数処理のため、数字を合計しても100%にならない場合がある)。
2014年1-6月 | 2014年7-12月 | |
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IT部門の人員増強を予定しているCIO | 16% | 14% |
空きのあるITポストの補充のみを予定しているCIO | 67% | 76% |
IT雇用計画の保留を予定しているCIO | 15% | 8% |
IT担当者の削減を予定しているCIO | 2% | 1% |
将来の雇用計画は把握していない | 1% | 1% |
需要の高いスキルについては、ネットワーク管理が57%、デスクトップサポートが52%、データベース管理が52%となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。