総務省は6月27日、イノベーションを起こせる人材を発掘するための施策「独創的な人向け特別枠」について事業名を「異能(inno)vation」(いのうべーしょん)にすると発表した。業務実施機関を角川アスキー総合研究所と定め、「独創的な人(ICT技術課題に挑戦する個人)」の公募を7月14日から開始する。
総務省は、この事業の業務実施機関を5月22日から6月10日まで公募した。事業者の提案に外部有識者が下した評価を参考した結果、角川アスキー総合研究所に委託することを決定したという。
「独創的な人(ICT技術課題に挑戦する個人)」の公募は7月14日から8月20日まで行う。公募要領や応募書類などについては、公募開始の日に明示する。
担当者は「現在、応募書類に関して議論を重ねている。独創的な人が提出してもよいと思えるようなものにしたい」と語った。
「異能vation」 “ICT分野において破壊的な地球規模の価値創造を生み出すために、大いなる可能性がある奇想天外でアンビシャスな技術課題に挑戦する人を支援する”という