個人投資家の売りが続く--6月30日週の見通し

ZDNet Japan Staff 2014年06月30日 11時18分

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 先週の日経平均は、1週間で254円下がって1万5095円となった。楽天証券経済研究所のチーフストラテジスト窪田真之氏の分析によると、公的年金と外国人の買いが続く中、個人投資家の売りが続いているとのことだ。

日経平均は、1万5000円前後でやや膠着感が出つつある


(出所:米労働省を元に楽天証券経済研究所が作成)

 日経平均は、下値は固いが、上値も重いことが意識された。当面、1万4000円~1万6000円の範囲で推移すると考えられる。

(1) 下値支持線として意識される1万4000円

 日経平均1万4000円は、2013年5~10月にかけて形成した大きな三角保ち合いの収束点であり、今年1~5月にかけて続いた調整局面で下値支持線として何回も売りを跳ね返した水準だ。

(2) 上値抵抗線として意識される1万6000円

 日経平均は、2013年5月に1万6000円をトライした後、急落した。昨年12月にも、一時1万6000円を超えたが、その後急落した。しばらくは日経平均で1万6000円が近づくと戻り売りが増えると考えられる。

3つの大きな注目点:国内景気は、7月から復調するか?米景気は堅調か?中国景気が急に悪化することはないか?

 窪田氏によると、7~9月の国内景気は復調、米景気は堅調、中国景気はゆるやかな減速が続くと予想しているとのことだ。

<日米中の景気イメージ>


(注)日米の1-3月GDPは前期比年率、中国は前年比。楽天証券経済研究所が作成

 その前提で、日本の企業業績(2015年3月期予想)は、秋口に上方修正が増加し、日経平均は1万6000円を超えると予想される。

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