Cisco Systemsは米国時間6月27日、同社が進めているInternet of Everything(IoE)戦略におけるさらなる資産としてAssemblageを買収する意向であると発表した。
Assemblageは、共有ホワイトボードやプレゼンテーションのブロードキャスト、画面共有といったリアルタイムのコラボレーションアプリを開発している。
Ciscoは、ダウンロードやプラグイン、インストールの必要無しに、1クリックでブラウザ間のコラボレーションを可能にするというAssemblageのサポートを特に評価している。
Ciscoのシニアバイスプレジデント兼ビジネス開発部門の責任者であるHilton Romanski氏は、27日の同社ブログへの投稿で、Assemblageの製品は少なくとも40種類のファイル形式をサポートしている点に触れ、自社のポートフォリオのリーチがより広がる可能性を示唆している。
さらに、BoxやGoogleのような、サードパーティーによるクラウドエコシステムのアプリケーションとの統合経験を持つAssemblageは、Ciscoのコラボレーション戦略と、簡潔さと相互運用性に取り組むというわれわれの約束にも沿っている。
サンフランシスコとコペンハーゲンにあるAssemblageのオフィスとともに、同社のエンジニアリングチームはCiscoのCollaboration Technology Groupに統合され、ウェブ開発で協力していくことになる。
なお、買収の金銭的条件については明らかにされていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。