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第一生命、プライベートクラウドを9月から運用--Windows Server 2012 R2活用

NO BUDGET

2014-07-01 17:26

 第一生命保険は、新プライベートクラウド環境を9月から運用する。新基盤では最終的には1000台以上のWindows Serverの全てを統合、物理台数を3分の1以下に削減する。同社と日本マイクロソフトが共同で6月30日に発表した。

 第一生命では現在、2013~2015年度の3年間の中期経営計画に取り組んでおり、その一環としてIT基盤刷新を推進している。新基盤には、「Windows Server 2012 R2」「System Center 2012 R2」「SQL Server」「BizTalk Server」など日本マイクロソフトの製品を採用、プライベートクラウドと業務アプリケーション基盤に活用する。

 最終的に全ての1000台以上のWindows Serverに対して、新基盤に統合する。新しい基盤では、Hyper-VやQoS機能などの仮想化技術強化でサーバ集約率を向上させて物理台数を3分の1以下に削減する。サーバ集約率の向上とともに媒体の削減も含めたバックアップ運用の効率化、OS標準機能であるHyper-Vレプリカを適用することで目標復旧時間(RPO)を短縮させる。

 これまで高価なFC-SANストレージで標準化された環境を見直し、安価なストレージとの組み合わせでサーバとストレージの構成をより柔軟にする。現行のサービスレベルを維持しつつも、現行と比較して15%以上のサーバ調達コストの削減が期待できるという。

 顧客情報を一元管理するとともに、国内の先行事例としてはまだ少数であるWindows Server 2012 R2で強化された「BitLockerドライブ暗号化」機能でディスク全体を暗号化してデータ保護に取り組む。顧客の個人情報を安全に保ちながら、効率的な業務遂行を支援していく。

 第一生命では、これまでもWindows Server 2003サポート終了への対策を進めてきたが、まだ一部のシステムでWindows Server 2003を利用しており、2015年7月のサポート終了のタイミングまでに、サイバー攻撃などへのセキュリティ対策向上やスケーラビリティの維持向上のため、OSを最新環境へ移行していく。


プライベートクラウドのイメージ(日本マイクロソフト提供)

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