パナソニックと日本IBMは7月1日、IBM子会社によるパナソニック向け情報システム関連アウトソーシング体制を同日より強化すると発表した。パナソニックグループの情報システムについての、アプリケーションの開発、運用、保守業務、及びITインフラの構築、運用、保守業務といったアウトソーシングサービスを拡充していくのが目的。
今回の体制強化は、パナソニックのIT子会社であるパナソニックITソリューションズに6月まで在籍し、豊富な業界知識と高いITスキルを持った要員約400名を、日本IBMの子会社である日本アイ・ビー・エム・サービス(以下、ISC-J)」に本日から迎え入れるという内容。
日本IBMグループは、ISC-Jの体制強化により製造業の顧客へのアウトソーシング適応能力をさらに強化し、グループとしての競争力を向上することとなる。一方、パナソニックは、日本IBMのノウハウを通じて、グループ内の情報システム構築、運用、保守業務の更なるQCD(Quality:品質、Cost:コスト、Delivery:納期)の向上と徹底した効率化を目指していく。