新日鉄住金ソリューションズ(NSSOL)は7月10日、電子契約サービス「CONTRACTHUB@absonneライトパック」の提供を開始した。月額利用料は5万円、文書登録料として1文書あたり190円となっている。以前から提供している「CONTRACTHUB@absonne」をスモールスタート向けに構成した。
CONTRACTHUB@absonneは、これまで印紙や捺印を必要としていた紙の契約文書をタイムスタンプや電子署名による電子契約に置き換えるためのサービス。印紙や切手などのコスト削減やペーパーレスによる業務効率の向上、コンプライアンス強化といったメリットがあるという。電子契約に必要な電子証明書については、一般社団法人の日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)の「サイバーID証明書JCAN(JCAN証明書)」を利用できる。
CONTRACTHUB@absonneライトパックの月額利用料は5万円。月額利用料15万円のCONTRACTHUB@absonneに比べ料金を抑えた。また、すぐ使える契約テンプレートを提供することで、部門単位などで簡単に利用を開始できるようにしたサービスとなっている。契約プロセスのカスタマイズや基幹システムとの連携などが必要となった場合には、CONTRACTHUB@absonneにアップグレードできる。
CONTRACTHUB@absonneライトパックで利用できるテンプレートは、注文書兼請書、注文書、検収書兼請求書、検収書、請求書などとなっている。NS-SOLでは今回、発売開始キャンペーンを実施している。9月30日までに申し込んで2カ月以内に利用を開始するユーザー企業に対し、通常は1文書あたり190円の文書登録料が1文書あたり70円となる。対象ユーザーには10月以降も同価格を適用する。
CONTRACTHUB@absonneライトパックの特徴(NSSOL提供)