大丸松坂屋百貨店は、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアを活用したマーケティング推進でSaaS型ソーシャルメディア管理ツール「Oracle Social Cloud」を採用し、ファンとのエンゲージメント強化を目指す。日本オラクルが7月14日に発表した。
Social Cloudは、ソーシャルメディアの膨大な情報の中から自社に関するものだけを自動的に分類、その動きや内容をリアルタイムに把握する。加えて、複数ソーシャルメディアのアカウントを一元的に管理、一括投稿や自動投稿、反応のモニタリングなどもできる。
大丸松坂屋百貨店では、これまでも主要店舗でソーシャルメディアを活用したマーケティングを積極的に展開してきた。松坂屋名古屋店のFacebookページでは3万7000以上の「いいね!」を獲得、「いいね!」で応募できる父の日SNSキャンペーンなどの時節や記念日にあった販売促進策を実施してきた。
今後は、Social Cloudを活用して、Facebookページを通じた顧客との継続的なコミュニケーションを推進していくという。ロイヤリティの高いファン作りと「いいね!」による閲覧者への情報拡散効果で店舗への集客を図る施策にも役立てていくとしている。