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新着記事集:「負荷分散」

保有不動産に大きな含み益のある銘柄は? - (page 2)

ZDNet Japan Staff

2014-07-15 10:55

都心一等地に優良不動産を保有する会社のNAV倍率はすでに1倍を超えている

 都心の一等地に優良不動産を保有する、三菱地所(8802)、三井不動産(8801)、住友不動産(8830)の株価に特段の割安感はない。株価の割安度をはかるNAV倍率がすでに1倍を越えているからだ。


(出所:楽天証券経済研究所が作成)

 一方、楽天証券経済研究所のチーフストラテジスト窪田真之氏は、都心のもっとも有望な地域に不動産を保有している大手不動産3社であれば、今後、不動産市況の上昇がさらに明確になる過程で、株価はさらに上昇すると予想している。

 JR東日本(東日本旅客鉄道・9020)、NTT日本電信電話(日本電信電話・9432)は、NAV倍率から見て割安だ。JR東日本(9020)は東京駅前など一等地に賃貸ビルを保有しており、不動産価値から見直し余地があると考えられる。NTTは、子会社のNTT都市開発を通じて賃貸用不動産を保有する。都心にもビルを保有するが、保有不動産の多くは地方都市にあり、値上がりが波及するには、さらに時間を要すると思われる。ただし、株価は割安で、長期投資に向いた銘柄と考えられる。

(参考)NAV比率とは

 自己資本に、賃貸不動産の含み益の65%(実効税率を35%として税効果を勘案)を加えたものを、純資産価値(NAV)とする。株価が1株当たりNAVの何倍か示すのが、NAV倍率だ。

 NAV倍率は通常1倍を超える。NTTのように、NAV倍率が1倍を割っているものは、株価が買収価値から割安と判断される。

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