Cisco SystemsはMicrosoftとの3年間におよぶ提携を発表した。これにより製品と販売活動で連携し、大企業向けのクラウド市場とデータセンター市場の進化を加速させる狙いだ。
両社は、Ciscoのサーバ製品群である「Cisco Unified Computing System」(UCS)や、スイッチ製品群である「Cisco Nexus」と、Microsoftの「Windows Server」や「System Center」「SQL Server」「Microsoft Azure」を含むクラウドOSソリューションの統合に向けて力を合わせていくことになる。
これに加えてCiscoとMicrosoftは、お互いのチャネルパートナーを通じたソリューション販売を加速させるために、パートナーインセンティブプログラムでも連携していくことになるという。また、両社の販売チームもクラウドおよびデータセンターの販売で協力していく。これには、「Windows 2003」の顧客を、CiscoのUCSプラットフォーム上で稼働する「Windows 2012 R2」にマイグレーションするための初期プログラムでの連携も含まれている。
両社は最初の1年間、米国とカナダ、英国、ドイツ、フランス、オーストラリアの6カ国に特に力を入れ、翌年以降は徐々に対象国を広げていく計画だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。