シスコ、マイクロソフトと提携--クラウドとデータセンターの販売で

Natalie Gagliordi (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2014-07-16 12:17

 Cisco SystemsはMicrosoftとの3年間におよぶ提携を発表した。これにより製品と販売活動で連携し、大企業向けのクラウド市場とデータセンター市場の進化を加速させる狙いだ。

 両社は、Ciscoのサーバ製品群である「Cisco Unified Computing System」(UCS)や、スイッチ製品群である「Cisco Nexus」と、Microsoftの「Windows Server」や「System Center」「SQL Server」「Microsoft Azure」を含むクラウドOSソリューションの統合に向けて力を合わせていくことになる。

 これに加えてCiscoとMicrosoftは、お互いのチャネルパートナーを通じたソリューション販売を加速させるために、パートナーインセンティブプログラムでも連携していくことになるという。また、両社の販売チームもクラウドおよびデータセンターの販売で協力していく。これには、「Windows 2003」の顧客を、CiscoのUCSプラットフォーム上で稼働する「Windows 2012 R2」にマイグレーションするための初期プログラムでの連携も含まれている。

 両社は最初の1年間、米国とカナダ、英国、ドイツ、フランス、オーストラリアの6カ国に特に力を入れ、翌年以降は徐々に対象国を広げていく計画だ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]