消費税引き上げ後も順調な小売株

ZDNet Japan Staff 2014年07月17日 11時15分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 いよいよ3月期決算企業の第1四半期(4~6月期)決算発表が始まる。4月1日から消費税が引き上げられた影響がどう出ているか注目だ。イメージをつかむために少し参考になるのが、既に出揃っている2月期決算の小売業の第1四半期(3~5月期)業績だ。

大手小売業には今期最高益更新を予想する企業が多い

 小売業というと、「少子高齢化が進む日本の内需産業で、成長性が期待できない」というイメージを持つ人が多いだろう。ところが、意外にも大手小売業には、最高益を更新中の銘柄がたくさんある。

 以下の表は、2月決算小売業大手9社の第1四半期業績を示している。この9社は、いずれも会社予想ベースで2015年2月期に営業最高益を更新する見込みだ。ただし、第1四半期の実績が低くて、既に通期計画達成が難しくなってきているところもある。

2月決算小売大手9社の営業利益:通期予想と第1四半期実績(金額単位:億円)



 楽天証券経済研究所のチーフストラテジスト窪田真之氏は、イオン(8267)は、消費税引き上げ後の利益低下が大きく、第1四半期での進捗率は11.2%と低いので、通期計画の達成は難しくなってきたと分析している。しまむら(8227)は、もともと通期計画が強すぎたので、第1四半期の実績はまずまずながら進捗率は17%と低く、通期計画は達成が難しくなってきているとのことだ。

 一方、エービーシー・マート(2670)やニトリHLDG(9843)は、進捗率が高く、通期計画を超過達成する可能性が高まった。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
シェアリングエコノミーの衝撃
デジタル“失敗学”
コンサルティング現場のカラクリ
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「展望2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
エンドポイントセキュリティの4つの「基礎」
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
ネットワークセキュリティの要諦
セキュリティの論点
スペシャル
エンタープライズAIの隆盛
インシュアテックで変わる保険業界
顧客は勝手に育たない--MAツール導入の心得
「ひとり情シス」の本当のところ
ざっくり解決!SNS担当者お悩み相談室
生産性向上に効くビジネスITツール最前線
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell Technologies World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
吉田行男「より賢く活用するためのOSS最新動向」
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]