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新Linuxデスクトップ「KDE Plasma 5」、触ってみた印象は

Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル

2014-07-23 07:30

 KDEは2008年に「KDE 4」が発表され、その人気のLinuxデスクトップに大幅な変更が加えられたが、筆者はKDE 4が気に入らなかった。1年という時間と、数多くの変更を経て、最終的にKDE 4.3は使い物になることが分かった。そして今回、発表されたばかりの「KDE Plasma 5」では、使い物になるまで待つ必要はなかった。新しいKDEはすでに準備が整っているからだ。

 それは、KDE Plasma 5が完璧という意味ではない。KDE Plasma 5は完璧ではない。

 新しいデフォルトデスクトップテーマ「Breeze」の不格好で中途半端な見た目は、筆者の好みではない。しかし、別のテーマに変えるのは簡単だ。


KDE Plasma 5

 この新しいデスクトップで非常に印象に残ったのは、その速さだ。KDEの開発者たちは明らかに、最大のパフォーマンスを出せるようデスクトップを調整する作業に懸命に取り組んでいる。スピードブーストは非常に低いレベルでスタートする。デスクトップは、「OpenGL ESシーングラフを採用した、新しいフルハードウェアアクセラレーション方式のグラフィックススタックを基盤としており、Plasma自体はQt 5と、KDEが最近リリースした「Frameworks 5」ライブラリを使用している。

 KDE Plasma 5には、ほかに次のような新機能がある。

 集中型のシェル:KDE Plasma 5のデスクトップに詰め込まれた「集中型のPlasmaシェル」は、ほかのユーザーエクスペリエンスにも拡張できる。これを基盤として、任意の対象デバイスに適したユーザーインターフェースが表示される集中型ユーザーエクスペリエンスが実現している。ユーザーエクスペリエンスは、コンピュータの実行時に動的に切り替えることが可能だ。たとえば、キーボードとマウスをつなげば、デスクトップスタイルのユーザーインターフェースにアクセスできる。キーボードやマウスがない場合は、デフォルトでタッチスクリーンタブレット型のユーザーインターフェースになる。

 新しくなったランチャー:アプリケーションランチャーのユーザーインターフェースは再設計されている。変更点としては、アプリケーションランチャー「Kickoff」のビジュアル的なデザインの変更と、「Kicker」と呼ばれるメニュー風ランチャーの追加、シェルプログラムランチャー「KRunner」用の「QtQuick」ベースのインターフェースの追加などがある。

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