「Maps Engine Pro」のサブスクリプションを購入するだけで、「Google Maps Coordinate」が利用できるようになった。モバイル向け、およびウェブ向けのアプリであるGoogle Maps Coordinateは、チーム内での仕事の割り当てや、現在位置の共有がリアルタイムでできるというもの。
料金はユーザーごとに1カ月5ドルからとなっている。また、当該機能を利用するうえで「Google Apps」の有料顧客になる必要はない。必要なのはGoogleアカウントだけだ。
「Google Maps for Business」チームのプロダクトマネージャーであるJen Kovnats氏は米国時間7月24日朝のブログ投稿で、Maps Engine Proを利用するチームが、クラウドベースのマッピングプラットフォームの使用によって、チーム内でのコラボレーションや生産性をいかに向上させられるのかについて言及している。
同氏は「例えば、ビル管理会社はメンテナンスを請け負っているビルを地図上で管理しておき、メンテナンス依頼が発生した際、そのビルに最も近い場所にいる作業員に仕事を割り当てることができる」と記している。
16日には、Google Maps for Businessのユーザーが「Google Earth」の航空写真を利用できるようになった。
企業は、Googleの「Google Maps JavaScript API v3」を使用したウェブアプリとの統合や、ネイティブのモバイルアプリやウェブサイトでの閲覧用など、さまざまな方法でコンテンツを実装できる。
Google Mapsは2013年10月にMaps Engine Proを公開し、事業主や従業員が社内または社外で使用するカスタムマップを作成できるようにすることで、法人をより重視するようになってきている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。