Cinnamon 2.0
筆者の一番好きなデスクトップはCinnamonだ。このデスクトップ環境はGNOMEのフォークとして始まったが、その後、それ以上のものになった。
筆者がCinnamonで気に入っているのは、筆者が思うに「Windows XP」とGNOME 2.xのインターフェースが完璧な形で融合されていることだ。その結果、完璧なWIMP(ウィンドウ、アイコン、メニュー、ポインター)が実現している。昔気質かもしれないが、筆者はこれが最高のデスクトップインターフェーススタイルだと今でも思っている。
Cinnamonを試す最高の方法は、「Linux Mint」をインストールすることだ。
MATE 1.8
GNOME 2は好きだがGNOME 3が嫌いなのは、MintとUbuntuの開発者だけではなかった。MATEのプログラマーたちは、ほかでもないGNOME 2の開発を続ける道を選択した。
Cinnamonと同様、MATEの外観もGNOME 2.xと非常に似ている。主な相違点は目に見えない部分にある。MATEはCinnamonよりローエンドのハードウェアで動作するように設計されているので、古いPCを使っている人にとっては、より理想的な選択肢だ。
試してみたい人はいるだろうか。MATEを試すのに適したディストリビューションには、Arch LinuxやLinux Mint、「PCLinuxOS」「Sabayon」などがある。
LXDE 0.6.2
KDEやGNOMEファミリーのほかにも、Linuxデスクトップ環境はたくさんある。その中でも、筆者が特に気に入っているのは「LXDE」だ。
筆者がLXDEを気に入っているのは、従来のデスクトップの利点の多くを低性能PCで利用できるようになるからだ。そして非常に使いやすい。
したがって、まだ廃棄したくない古いコンピュータがあるのなら、軽量のLinuxディストリビューションである「KNOPPIX」か「Lubuntu」のいずれかでLXDEを試してみてほしい。きっと楽しい時間を過ごせるはずだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。