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トヨタ自動車の決算に注目--8月4日週の日本株見通し

ZDNet Japan Staff

2014-08-04 10:56

 先週の日経平均株価は、1週間で66円上昇して1万5523円となった。発表中の4~6月期決算がおおむね好調であることが好感されている。先週の金曜日は、NYダウが大幅安になった影響を受けて下落したが、比較的底堅い値動きとなっている。

グローバルマネーが出遅れの日本、中国、韓国株に還流

 世界の株式市場を見渡すと、過去2週間、先行して上昇した欧米市場に調整色が出る中、出遅れの中国、日本、韓国株の上昇が目立つ。特に、ミニ景気刺激策の効果で景況が足元改善している中国株の上昇率が高いことが注目される。グローバルマネーが、高値圏の欧米株から、投資資金を出遅れの東アジア株に移しつつあると考えられる。

 NYダウに調整色が出ていることが、警戒材料となる。楽天証券経済研究所のチーフストラテジスト窪田真之氏は、それでも日本株は4~6月決算が好調であることを背景に、少しずつ下値を切り上げると予測する。外国人投資家の買いが続くとの見方だ。

5日発表のトヨタ決算に注目

 トヨタ自動車(7203)は、2014年3月期に連結税前利益が73.9%増加して一気に最高益を更新したが、会社が発表した今期(2015年3月期)予想は、マイナス2.1%減益だ。

 豊田章男社長は、この業績予想を、先行投資がかさむことによる「意思ある踊り場」と表現した。

 アナリストは、トヨタが減益になるとは見ていない。会社予想は過度に保守的で、IFISコンセンサス予想では、今期連結税前利益は9.6%増えて二期連続で最高益を更新する。

トヨタ自動車の業績予想(金額単位:億円)


(出所)市場予想は8月1日時点のIFISコンセンサス予想

 アナリスト予想が正しいか会社予想が正しいか、第1四半期の売上・利益を見ることで、かなりのヒントが得られる。4~6月のトヨタ自動車の売上は、前年比で1%くらい増えていると推定される。北米や欧州での売り上げが好調だ。売り上げ横ばいを前提としている会社予想は低すぎることが明らかになるだろう。

 自動車産業は、裾野の広い産業なので、トヨタの決算発表でトヨタの業績に上ブレ期待が高まると、日本の製造業全般に業績の上ブレ期待が波及する。

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