米国時間8月12日にリリース予定のWindows 8.1およびWindows Server 2012 R2の2度目のアップデートに先立ち、Microsoftは次期アップデートでユーザーが利用できる機能を明らかにした。
数カ月前までは、今回のアップデートにMini Start Menuと、Metroスタイルアプリケーションをデスクトップ内にウィンドウ表示し、実行する機能が含まれる予定だったが、2015年春にリリース予定のWindows 9(開発コード名:Threshold)まで見送られることになった。
8月12日にWindows 8.1で行われる主なアップデートは、下記のとおり。
- タッチパッドの精度向上:ユーザーは設定によりマウス接続中もタッチパッドをオンにしておくことができるようになり、タッチパッドの右クリックやダブル・タップ・アンド・ドラッグが可能になる。
- Miracastの受信対応:独立系ハードウェアベンダーやOEMからの機器のドライバ向けにWi-Fi Direct APIが公開され、x86あるいはx64ベースバージョンのWindows 8.1で稼働する32ビットアプリケーション開発を可能にし、コンピュータをMiracast受信機として利用できるにする。
- 必要最小限のSharePoint Onlineログインプロンプト:フェデレーションユーザーがSharePoint Onlineのサイトにアクセスする際に、最初のサイトで「Keep me signed in」チェックボックスに印を付けておくと以後のアクセスではログインプロンプトが表示されなくなる。
Windows Server 2012 R2のアップデートは基本性能と信頼性を向上させるもので、既存ソフトウェアは作動検証や再認定審査なしで継続利用できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。