「Docker」は現在、エンタープライズ分野のデータセンターとクラウドにおいて、真夏日のアイスクリーム以上に人気を博している。そのため、SUSEのコミュニティーLinuxディストリビューションである「openSUSE」がDockerを採用したのも何ら驚くことではない。
SUSEの開発者であるHenne Vogelsang氏は、「openSUSEの最新版である『openSUSE 13.1』向けのDockerコンテナが提供開始された」と発表した。openSUSE Dockerコンテナの公式版は、Docker Hubで入手できる。
企業がDockerを好むのは、仮想化よりも、多くのサーバアプリケーションを同じハードウェア上に置くことができるからだが、開発者がDockerを好むのには別の理由がある。Vogelsang氏は、「Dockerがここまで成功したのは、コンテナの持つ力を活かしやすいのと同時に、コンテナのライフサイクルを管理できる開発者指向のワークフローと、一連の連携機能という、2つの重要な機能を提供しているからだ」と述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。