コンテナ管理ツール「Docker」、「openSUSE」で利用可能に

Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル

2014-08-06 16:43

 「Docker」は現在、エンタープライズ分野のデータセンターとクラウドにおいて、真夏日のアイスクリーム以上に人気を博している。そのため、SUSEのコミュニティーLinuxディストリビューションである「openSUSE」がDockerを採用したのも何ら驚くことではない。

 SUSEの開発者であるHenne Vogelsang氏は、「openSUSEの最新版である『openSUSE 13.1』向けのDockerコンテナが提供開始された」と発表した。openSUSE Dockerコンテナの公式版は、Docker Hubで入手できる

 企業がDockerを好むのは、仮想化よりも、多くのサーバアプリケーションを同じハードウェア上に置くことができるからだが、開発者がDockerを好むのには別の理由がある。Vogelsang氏は、「Dockerがここまで成功したのは、コンテナの持つ力を活かしやすいのと同時に、コンテナのライフサイクルを管理できる開発者指向のワークフローと、一連の連携機能という、2つの重要な機能を提供しているからだ」と述べている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  2. セキュリティ

    サイバー攻撃の“大規模感染”、調査でみえた2024年の脅威動向と課題解決策

  3. セキュリティ

    従業員のセキュリティ教育の成功に役立つ「従業員教育ToDoリスト」10ステップ

  4. セキュリティ

    IoTデバイスや重要インフラを標的としたサイバー攻撃が増加、2023年下半期グローバル脅威レポート

  5. セキュリティ

    急増する工場システムへのサイバー攻撃、現場の課題を解消し実効性あるOTセキュリティを実現するには

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]