出来高変化の読み方--クイズで学ぶテクニカル指標

ZDNet Japan Staff 2014年08月14日 11時03分

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 8月11~15日の間、特別編「クイズで学ぶテクニカル指標」をお届けします。第1回第2回第3回に続き、出来高を読む問題です。

(1)まずは、クイズです。

<クイズ>E社株チャート、売り・買い、どっち?


(注)楽天証券経済研究所のチーフストラテジスト窪田真之氏が作成

(2) 出来高変化の読み方

 まずは、これまでに学んだことを復習しよう。

  1. 株価上昇時の出来高急増は「人気上昇」を表す
  2. 株価下落時の出来高急増は「売り急ぎ」を表す
  3. 高値圏で「売り急ぎ」が出た時は、一緒に売った方がいい
  4. 安値圏で「売り急ぎ」が出た時は、テクニカルリバウンド狙いで買ってみてもおもし ろい

 詳しくは、8月11日12日13日のレポートを参照していただきたい。 それでは、上記を踏まえた上で、E社の投資判断を考えてみよう。

(3) クイズの答え

 今日のE社株の投資判断は一応「買い」だ。出来高が急増し、株価が急反発しているので、何らかの好材料がE社に出て、買い手が積極的に買っていると考えられる。

 今後、その好材料を聞きつけて買いに参加してくる人も増えるだろう。株価が下落していた7月は薄商いだったので、チャートの最後の足程度の出来高があれば戻り売りが出てもこなして上昇していくことができるだろう。

 では、なぜ、「一応」買いという言い方をしたのだろうか。このパターンの出来高急増には「だまし」の可能性もあるからだ。空売りの買い戻しや、単なるテクニカルリバウンド狙いの買いだけで出来高が増える場合もある。何も新しい好材料が出ていない場合は、この後、株価は下がる。「だまし」と考えて「売り」と判断した人がいても、誤りとは言えない。

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