金利低下で金利敏感株に再び注目

ZDNet Japan Staff 2014年08月20日 11時01分

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 19日の日経平均は、127円高の1万5449円だった。7営業日連続で上昇し、堅調な動きが続いている。業種別で値上がり率が一番高かったのは、不動産業(+1.89%)だった。

金利低下で金利敏感株に再び注目

 長期金利が0.5%を割れ、低金利が長期化する観測が出ている。日本の景気回復があまり力強くないことが原因だが、これで金利敏感株(金利低下でメリットを受ける株)に見直す余地が出てきた。金利敏感株の代表が、不動産株だ。

不動産業の株価指数と長期金利の動き:2012年2月~2014年8月19日

種別株価指数―不動産業


長期金利


(出所:東京証券取引所の業種別株価指数より楽天証券経済研究所が作成。
長期金利は10年もの新発国債利回り)

 2012~2014年の不動産業の株価変動には3つの局面がある。

(1)2012年2月~2013年3月

 金利低下につれて不動産業の株価が大きく上昇した。特に、2013年1~3月は、日銀による大規模な金融緩和が始まる期待から長期金利が下げ足を速めると、不動産業の株価上昇に弾みがついた。

(2)2013年4~5月

 黒田日銀が異次元金融緩和を開始したが、長期金利は事前に織り込み済みで、逆に急反発した。これを受けて、不動産株に利益確定売りが増えて、急落した。

(3)2013年6月~2014年8月

 異次元緩和が続く中、長期金利は再びじりじりと低下している。一方、不動産業指数は、おおむね横ばいで推移している。8月19日に日本の長期金利は0.4944%まで低下しており、楽天証券経済研究所チーフストラテジストの窪田真之氏は、再び、含み資産株に見直す余地が出ていると話す。

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