Microsoftは4月、同社のクラウドデータベースのラインアップを変更し、新たなサービスカテゴリを導入する一方、一部のカテゴリを廃止することを明らかにした。
そして同社は米国時間8月26日、このラインアップにおける一部のサービスの価格を引き下げるとともにサービスレベル契約(SLA)を向上させるという、さらなる変更を発表した。今回の変更は、9月に予定されている新たなカテゴリの一般提供に先立って行われた。
同社は「Azure SQL Database」の「Premium」カテゴリと「Standard」カテゴリの価格を、以前に発表していた価格の50%にまで引き下げる。なお、「Basic」カテゴリは以前に発表された価格のままとなる。また、今回の変更の概要を説明した26日のブログ投稿によると、これらの新しいサービスカテゴリでは、Azure SQL Databaseの課金が時間制になるという。
さらに同社は、Standardカテゴリに「s0」というパフォーマンスレベルを新たに追加する。これはStandardカテゴリにおける低価格のエントリポイントとして用意されたものだ。また同社によると、これらの新たなカテゴリではSLAのアップタイム率を99.95%ではなく、99.99%にするという。
Microsoftの幹部らが4月に述べていたように、現行の「Web Edition」と「Business Edition」というカテゴリは2015年4月をもって廃止される。
Azure SQL Databaseの新価格は以下の通り。

新価格は2014年11月1日に適用される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。