MS、「Azure SQL Database」の新カテゴリを一部値下げへ

Mary Jo Foley (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2014-08-28 13:16

 Microsoftは4月、同社のクラウドデータベースのラインアップを変更し、新たなサービスカテゴリを導入する一方、一部のカテゴリを廃止することを明らかにした。

 そして同社は米国時間8月26日、このラインアップにおける一部のサービスの価格を引き下げるとともにサービスレベル契約(SLA)を向上させるという、さらなる変更を発表した。今回の変更は、9月に予定されている新たなカテゴリの一般提供に先立って行われた。

 同社は「Azure SQL Database」の「Premium」カテゴリと「Standard」カテゴリの価格を、以前に発表していた価格の50%にまで引き下げる。なお、「Basic」カテゴリは以前に発表された価格のままとなる。また、今回の変更の概要を説明した26日のブログ投稿によると、これらの新しいサービスカテゴリでは、Azure SQL Databaseの課金が時間制になるという。

 さらに同社は、Standardカテゴリに「s0」というパフォーマンスレベルを新たに追加する。これはStandardカテゴリにおける低価格のエントリポイントとして用意されたものだ。また同社によると、これらの新たなカテゴリではSLAのアップタイム率を99.95%ではなく、99.99%にするという。

 Microsoftの幹部らが4月に述べていたように、現行の「Web Edition」と「Business Edition」というカテゴリは2015年4月をもって廃止される。

 Azure SQL Databaseの新価格は以下の通り。


 新価格は2014年11月1日に適用される。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    量子コンピューターの実用化がもたらす脅威とは?既存の暗号資産を守る“4つのステップ”を徹底解説

  2. セキュリティ

    攻撃者がクラウドを標的にする仕組みとは? CrowdStrikeのレポートから考察する

  3. 経営

    「作って終わり」のマニュアルを「活用される」マニュアルにするためには?

  4. セキュリティ

    脱「PPAP」で考える、重要なファイルを安全に送付・共有する最適解とは?

  5. コミュニケーション

    Slack 導入事例集 2023:伊藤忠テクノソリューションズはいかに営業チームを1つにまとめたのか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]